胃腸科

胃腸科とは

胃腸科とは、胃と腸はもちろんのこと、消化管や消化腺、肝臓等消化器官に生じる疾患を診察・治療する診療科です。
胃腸科では胃がんや大腸がん、胃・十二指腸潰瘍、肝疾患(肝がん、肝硬変)等の診断を正確に行っています。
胃痛・腹痛、胃もたれ、胸やけ、むかつき、便秘・下痢、腹部膨満感、血便、食欲低下、体重減少等消化器症状のある方はご相談下さい。

胃がん

胃がんは消化器癌の中で治りやすい癌のひとつです。
胃がんは、早期胃がんとそれ以外の進行胃がんに分類されます。早期胃がんとは、病変が広がっていない癌や、浸潤している深さが浅い癌を言います。早期胃がんの場合、ほとんど転移を起こすことは無く、治療によりほぼ100%治ります。一方、胃壁の筋層を越えて広がった進行胃がんの場合、転移が問題となり、それぞれの進行度に応じた治療法の選択が必要となってきます。

大腸がん

大腸がんとは、約2mある大腸にできる癌です。
大腸がんとは大きく分けると結腸がん直腸がんの2つがあります。
日本人にとって増加傾向が著しく、毎年約6万人が罹患し、21世紀には胃がんを抜くとの予測もあります。大腸がんによる死亡は、男性では肺がん肝臓がんに次いで3番目、女性では1番目に多くなると推定されています。

食道がん

わが国で1年間に食道がんにかかる人はおよそ9,000人と言われています。
これは胃がんの10分の1の発生頻度です。
2005年のデータでは食道がんの死亡者は総数で11,182人、男性で9,465人、女性で1,717人と男性に多く認め、全がんの3.4%を占めます。
原因は明らかではありません。
しかし、飲酒と喫煙の両方の嗜好を持っておられる方に高頻度に認められます。
他の消化管がんと同様、早期であれば、積極的に内視鏡下粘膜切除術が行われるようになってきました。

膵臓がん

膵臓がんとは、一般に膵臓から発生したがんのこと指します。
身体の奥にあるため発見が困難で、発見されても治療困難ながんの1つです。
全がんの6.4%を占めます。
危険因子はいまだ明らかではありません。
早期の膵臓がんでは殆んど症状はありませんが、時におなかや背中が重苦しい、痛い、食欲不振、体重減少等がみられます。糖尿病との関係も重要で、糖尿病から膵臓がんになることはありませんが、経過観察中の糖尿病が急に悪くなってきた場合は、膵臓がんを疑ってみる必要があります。
膵臓がんは膵頭部に多くみられ、外分泌細胞、特に膵液が流れる膵管の細胞から発生し、年々増加傾向にあります。

胆道がん

胆道がんとは、肝外の胆道に発生した上皮性悪性腫瘍の総称で、肝外胆管に発生する「胆管がん」、胆嚢に発生する「胆嚢がん」に分類されます。
胆嚢がんは女性に比較的多く発生します。
また、胆嚢がんの患者様の多くは胆石をもっています。
胆石による慢性的な刺激が癌化に関連すると考えられています。
多くの場合自覚症状はみられません。
胆管がんの場合には比較的初期の段階から黄疸があらわれる事があります。
黄疸時には身体がかゆくなったりや尿の色が濃くなったり、便が白くなります。
腹部超音波検査が有効な検査となります。